煮ころがし
にころがし
名詞
標準
root vegetables boiled in broth
文例 · 用例
しかし、ジャガイモは、米とさし引ながらたっぷりあって煮ころがしをたべ、消耗の少いところからガツガツが少いようよ。
— 一九四四年(昭和十九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
又少し離れた處には大きな土管がいくつも砂利の上にころがしてあつた。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
また少し離れた所には大きな土管がいくつも砂利の上にころがしてあった。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
それを店の片隅にころがして、小兵衛はその上にほかの鯉を積みかさねた。
— 岡本綺堂 『鯉』 青空文庫
「どうだね、お前さん、思いあたることがあるかね」 旅僧はにやりと嘲笑を浮べながら煙草の吹殻を掌にころがして、煙管に新らしい煙草を詰めてそれを吸いつけ、「寸分もちがっていないだろう、それでもちがうかね」「よくあってます」 用人は煙草の火の消えたのも忘れていた。
— 田中貢太郎 『貧乏神物語』 青空文庫
しかし、ヘブライ語の相撲という言葉の根幹を成す「アバク」という語は本来「塵埃」の意味があるからやはり地べたにころがしっこをするのであったかもしれない。
— 寺田寅彦 『相撲』 青空文庫
ところが、結婚申込に来た客だとわかると、王さまはさっそく泣きだして、しゃくも珠も、ゆかの上にころがしたなり、朝着のそでで、涙をおふきになるしまつでした。
— REJSEKAMMERATEN 『旅なかま』 青空文庫
括つたまゝ別莊の玄關にころがしてあつた柳行李を解いて、私はその底から二三册のノートを取り出した。
— 島三題 『樹木とその葉』 青空文庫
作例 · 標準
母が作った煮ころがしは、いつも味がよく染みていて美味しい。
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今晩のおかずは、大根と人参の煮ころがしにしよう。
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弁当には、冷めても美味しい煮ころがしが入っていた。
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