蛙手
かえるで
名詞頻度ランク #20100 · 青空 2 例
標準
maple (tree)
文例 · 用例
……蛙手に、底を泳ぎ寄って、口をぱくりと、」「その口でか、その口じゃの。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
蛙手の木々の木ぬれは。
— 長塚節 『長塚節歌集 上』 青空文庫
」「いいえ、あれはかえるでございますわ。
— NATTERGALEN 『小夜啼鳥』 青空文庫
あとで口取とのせかえるで―― こんな事を平気で云った。
— 宮本百合子 『旅へ出て』 青空文庫
しかし彼は、べつに顔色をかえるでもなし、にこにこして、リント少将のことばを、きいていた。
— 海野十三 『地底戦車の怪人』 青空文庫
かえるは、ゆかの上にころげたとたん、もうかえるではなくなって、世にもうつくしいやさしい目をした王子にかわっていました。
— DER FROSCHKONIG ODER DER EISERNE HEINRICH 『かえるの王さま』 青空文庫
「先生、そんな立派なカンナなら、なにも、かつおぶしをおけずりにならなくとも、立派に、大工道具につかえるではありませんか」「大工道具に、立派に使えるほどの上等だから、かつおぶしがけずれるんだよ」 しばらくわたしの手許を見ていた詩人はつくづくといった。
— 北大路魯山人 『カンナとオンナ』 青空文庫
」「今日は一寸出かけたの、でもじきかえるでしょう」「休みでしょう、まだ」「ええ。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
作例 · 標準
秋になると、庭の蛙手が鮮やかな赤色に染まり、季節の移ろいを感じさせてくれる。
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古い和歌に詠まれている蛙手とは、今の私たちがよく知るカエデやモミジのことだ。
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冷え込んだ山道を歩いていると、足元に落ちている蛙手の葉が霜で白く縁取られていた。
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