国家総動員法
こっかそうどういんほう
名詞
標準
National Mobilization Law
文例 · 用例
だが結局は純軍事的なものに落付いたらしいが、又国家総動員法の実現さえ遠くはないと報道されている。
— 戸坂潤 『一九三七年を送る日本』 青空文庫
之を例の国家総動員法の受動的な前触れと見れば、その意義はまことに深刻だと云わねばならぬ。
— 戸坂潤 『一九三七年を送る日本』 青空文庫
国内では国家総動員法が全面的に発動され、国外ではヒットラーのナチス軍がポーランドに侵入しヨーロッパを火と死のうちにつきこんだ。
— 宮本百合子 『婦人作家』 青空文庫
国家総動員法による戦時研究である。
— 中谷宇吉郎 『鳥井さんのことなど』 青空文庫
父が一生を賭けて来た玉井組は、国家総動員法による企業整備にもとづき、個人企業として強制的に解散せしめられた。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
裸一貫で、玉井組を結成した父は、この仕事に命をかけていたのに、昭和十七年、太平洋戦争勃発後、国家総動員法による企業整備のため、個人企業である玉井組は強制的に解散させられてしまった。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫