それ来た
それきた
表現
標準
there it is
文例 · 用例
知らない草穂が静かにゆらぎ、少し強い風が来る時は、どこかで何かが合図をしてでもいるように、一面の草が、それ来たっとみなからだを伏せて避けました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
知らない草穂が静かにゆらぎ、少し強い風が来る時は、どこかで何かが合図をしてでも居るやうに、一面の草が、それ来たっとみなからだを伏せて避けました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
みんなはそれ来たっと玄関にならんでむかえました。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
「それ来たよ」「いやよ」 私とお幸ちゃんとの小さな声が終るか終らないかに一人の男が入って来た。
— 田中貢太郎 『雪の夜の怪』 青空文庫
玉置殿に御意得たい」 すると武士たちは顔を見合わせたが、「それ来たぞ」「お知らせしろ」「いっそここで……」「いや待て待て」 などと、不穏の言葉を囁き合ったが、やがて一人の武士が館の方へ、金具を鳴らして走って行った。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
『左伝』は孔子没する前年に「孔子、衛の乱を聞きて曰く、柴やそれ来たらん、由や死せんと」という語を録し、『礼記』檀弓には「孔子、子路を中庭において哭せり」云々と記している。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
(テコを入れ)それ来た、よいやさの、ううむ。
— 長谷川伸 『中山七里 二幕五場』 青空文庫
「何ぞそれ来たること遅きやじゃ!
— THE SINS OF PRINCE SARADINE 『サレーダイン公爵の罪業』 青空文庫
作例 · 標準
「お、それ来た!待ってました!」
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「よし、それ来た!これで逆転できるぞ!」
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「ずっと狙ってたんだ、それ来た!逃がさないぞ!」
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