謂れ因縁
いわれいんねん
名詞
標準
origin
文例 · 用例
ソレが略分るようになろうと云うまでには骨の折れた話で、その謂れ因縁が少しずつ分るようになって来て、入組んだ事柄になると五日も十日も掛てヤット胸に落ると云うような訳で、ソレが今度洋行の利益でした。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
「なるほど、ではそのお嬢様の幽霊話はあとにして、清姫様の帯の謂れ因縁から説き明かすことに致しましょう」 ようやく話は本問題に入るのである。
— 竜神の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
釘勘がこの甲府へ急いで来た謂れ因縁は、その本人よりも先に甲府へ来て手ぐすね引いて待っている尺取の十太郎が百も二百も知りぬいていた事ではありますが、何となく不意を打たれた心地で、「どうしよう、兄貴」 と、その新助へ反問する。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
そこで、そんな事をいつている君は、全體どういういわれいんねんで、家を飛び出して來て、こんな所を歩いている?
— 三好十郎 『夜の道づれ』 青空文庫
作例 · 標準
二人の出会いは偶然ではなかった、きっと深い謂れ因縁があるに違いない。
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この古い寺には、幾多の悲劇と奇跡の謂れ因縁が宿っている。
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彼の前世との謂れ因縁が、今の彼の運命を形作っているのかもしれない。
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この土地にまつわる謂れ因縁を調べているうちに、驚くべき事実が明らかになった。
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