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畝り

うねり
名詞頻度ランク #18222 · 青空 0
1
標準
undulation
文例 · 用例
……扉浅うして、然も暗き奥に、一|個人面蛇体の神の、躯を三|畝り、尾と共に一|口の剣を絡うたのが陰影に立つて、面は剣とゝもに真青なのを見た時よ。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
道は大畝りに、乗上り乗下つて、やがて、野は迫り、山来り、巌近づき、川灌いで、やつと砂煙の中を抜けたあたりから、心細さが又増した。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
最後のは前脚を揃えて海へ一文字、細長い茶色の胴を一畝り畝らしたまで鮮麗に認められた。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
湯の谷の屋根に処々立てた高張の明が射して、眼のあたりは赤く、四方へ黒い布を引いて漲る水は、随処、亀甲形に畝り畝り波を立てて、ざぶりざぶりと山の裾へ打当てる音がした。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
」 トちょっと更まった容子をして、うしろ見られる趣で、その二階家の前から路が一畝り、矮い藁屋の、屋根にも葉にも一面の、椿の花の紅の中へ入って、菜畠へ纔に顕れ、苗代田でまた絶えて、遥かに山の裾の翠に添うて、濁った灰汁の色をなして、ゆったりと向うへ通じて、左右から突出た山でとまる。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
朝晴の蒼き大空は、軽いが頭に近いよう、彼方にごろごろと音がして、黒きかたまりの緩やかに畝り畝り、遠ざかり行く、車、雲助、その行くあたりちらちらと、白い雲の動いて見ゆるは、狭間に漏るる青海原、沖に静な鴎の波。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
この横を――まつすぐにと、教はつて入つた徑は、露地とも、廂合ともつかず、横縱畝り込みになつて、二人並んでは幅つたい。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
……一畝りした處が橋詰の加賀家だらう。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
swell (of waves)
作例 · 標準
例句