灑脱
灑脱
名詞
標準
文例 · 用例
齋藤常次郎氏は、いま、たはむれに書畫骨董をあきなつて居られる由であるが、そのひとがら、その前半生、明治初年に沒したる大通中の大通細木香以を思はせる態の灑脱の趣があるのである。
— 太宰治 『人物に就いて』 青空文庫
又「風神灑脱」とも云つてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
月今宵は少くも灑脱の趣のある句である。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
梅が香の句は灑脱の趣があって、この方が好い。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
それから又|灑脱が一変して時々下品に見えることもあるが、老師にはこの下品に類した風采は毫末もなかった。
— 鈴木大拙 『楞伽窟老大師の一年忌に当りて』 青空文庫