急霰
きゅうさん
名詞
標準
文例 · 用例
蛮声終れば拍手|急霰のごとし。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
万は急霰のような拍手に包まれた。
— 佐左木俊郎 『手品』 青空文庫
拍手の音が急霰のように場内一面に湧き起った。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
恐らく、本会の秋季大会には、報告できるようになるだろうと思います」 博士は急霰のような拍手を浴びながら演壇を下った。
— 平林初之輔 『人造人間』 青空文庫
急霰のような拍手が島をゆるがす、小鳥がおどろいて一時にパッと飛びたった。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
」〔心ニ知ル白髪一宵ニ添フルヲ/客路鏡奩ヲ借ルニ由無シ/鉄券何人カ功績ヲ恃マンヤ/黄裳今日爻占ヲ玩ブ/頑雲月ヲ包ミテ山角ニ走リ/急霰風ニ乗リテ帽尖ヲ撲ツ/遺却ス身材ハ襪線ノ如シ/擬ス涓滴ヲ将テ炎炎ヲ救フニ〕 毅堂は時に年四十三。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
無事にすむと急霰のような拍手が起こった。
— 佐藤垢石 『美音会』 青空文庫
その烈しい急霰の落ちようは人の話し声も聞えないほどさかんであった。
— 室生犀星 『性に眼覚める頃』 青空文庫