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届先

とどけさき
名詞
1
標準
文例 · 用例
届先は文科大学のF氏宛にして、こちらは安井神社境内の「つるや」として置いた。
初出未詳 茶話 青空文庫
運送店を突留めてそこの若い者からどうやら荷物の届先を聞き出して渡辺刑事は、喜び勇んで支倉の家の附近に引返した。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
当人ももう生涯が残り少なくなつて、程なく窮屈な箱に入れて、最終の届先へ遣られようと云ふ立場に到着する筈でありながら、そんな事は思はずに、未来に望を属してゐた。
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 板ばさみ 青空文庫
お前、届先を聞かねえで手紙を頼まれて来るやつもねえもんじゃねえか。
間の山の巻 大菩薩峠 青空文庫
初めはわれこは屆先を誤りたる書ならずやと疑ひぬ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫