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日永

ひなが
名詞
1
標準
long day (esp. of spring)
文例 · 用例
ただ春の日永の殿上の欄にもたれて花散る庭でも眺めているような陶然とした心持になった。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
日永、半日たつてゐた青いお目々は牡丹をみつめ黝いお鼻は匂ひにぬれて。
新美南吉 仔牛 青空文庫
)(いや、えゝと 蜜を吸ふのが日永の仕事 蜂の雀と申します)(おもしろいわ それ何よ?
宮沢賢治 春と修羅 第二集 青空文庫
春の日永に生欠伸で鼻の下を伸している、四辻の飴屋の前に、押競饅頭で集った。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
第二回 魔の日魔の刻送別會――老女|亞尼――ウルピノ山の聖人――十月の祟の日――黄金と眞珠――月夜の出港 それから談話にはまた一段の花が咲いて、日永の五|月の空もいつか夕陽が斜に射すやうにあつたので、私は一先づ暇乞せんと折を見て『いづれ今夜弦月丸にて――。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
日永の頃ゆえ、まだ暮かかるまでもないが、やがて五時も過ぎた。
泉鏡花 売色鴨南蛮 青空文庫
あはは……いい質問だ」 紳士はその新聞の死亡広告欄を指して、「ここに、蜂谷重吉の死亡広告が出ているでしょう」「ええ」「元衆議院議員蜂谷重吉昨七月卅一日永眠仕候。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
「元衆議院議員蜂谷重吉七月卅一日永眠仕候」 という死亡広告の広告主が自分自身だと昂然として言う男!
織田作之助 夜の構図 青空文庫
作例 · 標準
立春を過ぎると日永を感じるようになり、春の訪れが待ち遠しくなる。
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仕事が終わっても外がまだ明るいと、日永のありがたみを実感する。
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日永になりましたね」「ええ、夕飯の支度を始める時間でもまだ明るいですね」
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