養育費
よういくひ
名詞
標準
child-rearing expenses
文例 · 用例
われながらうっとり出来る高額だったので、安二郎は今月から取りはじめるのはなんとしても惜しいと、いろいろ考えたあげく、子供の時分からの養育費を取るべきだという結論に達した。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
その時女は、私は夫に死に別れ、叔母の所に預けてある九歳になる娘に養育費を送るために、こういう商売をしているのだと言いましたので、非常に気の毒に思いました。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
定子の養育費だけでも、米国に足をおろすや否や、すぐに木村にたよらなければならないのは目の前にわかっていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
ところが生憎と日本には孤児や不良少年を拵へる紳士は多いが、その養育費を寄附して呉れる向は少い。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
年のころ五十ばかりの博士は、不断着のまま、辻俥などに乗って、たまにそこへやって来るのであったが、それは単に三月とか四月とかの纏まった生活費と養育費とを渡しに来るだけに止まっていた。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
姪は養育費を一円五十銭よこせと、云つた。
— 武田麟太郎 『反逆の呂律』 青空文庫
だが、養育費にはまったく手を焼きます……」 巡査の立ち去った後もなおしばらく、八等官は妙に漠然とした心持で、ぽかんとしていたが、ようやく二、三分たってから、初めて物を見たり感じたりすることができるようになった。
— ニコライ・ゴーゴリ 『鼻』 青空文庫
「本事件はエレーナ・アレークサンドロヴナ・パタキンによって、チホーン・アルフィモヴィッチ・グリーゼルに対して提起された養育費請求に関する訴訟です」 爺め!
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
作例 · 標準
離婚後、養育費の支払いが滞り、問題となった。
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親権を持たない親も、子供の養育費を負担する義務がある。
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養育費の額は、双方の収入や子供の状況によって決められる。
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