文化文政時代
ぶんかぶんせいじだい
名詞
標準
Bunka-Bunsei period (approx. 1804-1830)
文例 · 用例
根岸といえば鶯の名所のようにも思われ、いわゆる「同じ垣根の幾曲り」の別荘地を忍ばせるのであるが、根岸が風雅の里として栄えたのは、文化文政時代から天保初年が尤も盛りで、水野閣老の天保改革の際に、奢侈を矯正する趣意から武家町人らの百姓地に住むことが禁止された。
— 河豚太鼓 『半七捕物帳』 青空文庫
浴衣がけの風俗は恐らく文化文政時代の江戸町方の者の進んだ発見である。
— 木村荘八 『浴衣小感』 青空文庫
一茶を除外した文化文政時代は暗黒の時代であります。
— 高浜虚子 『俳句とはどんなものか』 青空文庫
向柳原のもと松浦家の蓬莱園は文化文政時代に出来たもの、昔の沼地を利用して中央に大池を開き周囲に勝景を造り、下照岡、初音の林、由縁ヶ磯などことごとく優雅な名称を付し、一々応接にいとまがない。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
作例 · 標準
文化文政時代は、平和な世情の中で町人文化が爛漫と開花し、浮世絵や滑稽本などが庶民の間で大流行した。
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時代劇の舞台として描かれる江戸の活気ある街並みのイメージは、多くの場合、この文化文政時代のものだ。
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文化文政時代の華やかな浮世絵を見ていると、当時の江戸の人々がいかに娯楽や旅を楽しんでいたかが伝わってくる。
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