穴一
あないち
名詞
標準
chuck-farthing (game of throwing coins in a hole)
文例 · 用例
花札、骰子、穴一、銭占、豆握り、ヤットコドッコイのお椀冠せまで、何でも御座れの神|憑りで……」「うううむ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
はてな、ここらに色鳥の小鳥の空蝉、鴛鴦の亡骸と言うのが有ったっけと、酒の勢、雪なんざ苦にならねえが、赤い鼻尖を、頬被から突出して、へっぴり腰で嗅ぐ工合は、夜興引の爺が穴一のばら銭を探すようだ。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
風の通しのちと変挺な、その脳味噌に風穴一つ、明けて口惜しい手裏剣を、眉間めがけて投げてはみたが、宙にとめられ残念至極、うぬは一体どこの何奴だ?
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
これこそ彼の岩窟ならめと差し覗き見るに、底知れぬ穴一つ※然として暗く見ゆ。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
アイフェルの一城には若い娘を壁に築き込み穴一つあけ殘して死ぬまで食事を與へた。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
」穴一 Y君は語る。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
然れどもわが友に小穴一游亭あり。
— 芥川龍之介 『わが家の古玩』 青空文庫
書画、篆刻、等を愛するに至りしも小穴一游亭に負ふ所多かるべし。
— 芥川龍之介 『わが家の古玩』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日穴一について考えている。
穴一という言葉は日本語で重要だ。
彼は穴一の意味を理解している。
この文には穴一が含まれている。