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京舞

きょうまい
名詞
1
標準
traditional Kyoto dance
文例 · 用例
カラコロ、カラコロと例のおこぼをひきずって、大きい振袖でしゃなりしゃなりと歩いているその度ごとに帯が可憐に揺れる、あの情趣が京舞妓の全生命なんです。
上村松園 絵筆に描き残す亡びゆく美しさ 青空文庫
もとより、井上八千代流の京舞をも出した。
長谷川時雨 渡りきらぬ橋 青空文庫
その当時は、廿四、五だった、色白の、すらりと身長の高い、薄菊石のある、声の好い、粋なおやすさんが、もう六十五、六になって、須磨子さんの京舞を見ている。
長谷川時雨 大橋須磨子 青空文庫
その車の主こそ京舞の許しものを、昔のおしょさんの出京している間だけならいに通っている、芸ごとが好きな須磨子夫人だった。
長谷川時雨 大橋須磨子 青空文庫
明治時代に一度能楽が衰へた時期から、その復興した後も引き続いて行はれてゐた泉お作、同祐三郎等の行つた照葉狂言一類の、能楽と三味線音楽及び京舞等を調和したもの――それは能楽からいへば非常な堕落といへるが、ある一面から見れば、今後も能楽の生きて行く道はこれに暗示せられてゐると思つてゐる。
折口信夫 村で見た黒川能 青空文庫
白樺のへぎに、粗悪な絵具で京舞妓や富士山を描いた壁飾。
宮本百合子 播州平野 青空文庫