ステテコ
ステテコ異読 すててこ
名詞
標準
long men's underpants (resembling loose Bermuda shorts)
文例 · 用例
父親の庄之助は、ステテコ一枚の裸になって、ピアノを弾いていたが、ふと弦から流れる音の力強い澄み切った美しさに気がつくと、急に眼を輝かせた。
— 織田作之助 『道なき道』 青空文庫
少しでも興味があればだね、少くともステテコ位は穿いたろう。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
嵯峨の屋は今は六十何歳の老年でマダ健在であるが、あのムッツリした朴々たる君子がテケレッツのパアでステテコ気分を盛んに寄宿舎に溢らしたもんだ。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
或る男の手記、彼はま夜中にひとり踊る、何を踊る、ステテコ、ステテコ、オツトヤレコラ、ハクシヨイ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
あれはいつだったっけ、何でも俺が船へ乗り込む二三日前だった、お前のところへ暇乞いに行ったら、お前の父が恐ろしく景気つけてくれて、そら、白痘痕のある何とかいう清元の師匠が来るやら、夜一夜大騒ぎをやらかしたあげく、父がしまいにステテコを踊り出した。
— 小栗風葉 『深川女房』 青空文庫
人通りが馬鹿に多いけれど、パンツも沓下もステテコもなかなか売れそうにもない。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
あっしがステテコを踊ることになったんで……船の中に派手な三桝模様の浴衣と……その頃まだ団十郎が生きておりました時分で……それから赤い褌木綿と、スリ鉦、太鼓、三味線なんぞがチャント揃ってたのには驚きましたよ。
— 夢の久作(夢野久作) 『人間腸詰』 青空文庫
その中にあっしのステテコの番が来たんで立上ろうとしているところへ今の植木屋の六の親父でゲス。
— 夢の久作(夢野久作) 『人間腸詰』 青空文庫
作例 · 標準
蒸し暑い夏の夜は、ステテコにTシャツという格好が一番リラックスできる。
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祖父は風呂上がりになると、いつもお気に入りの縮みのステテコで涼んでいた。
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最近ではお洒落なデザインのステテコも増え、部屋着として若い人にも人気だ。
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