英兵
えいへい
名詞
標準
文例 · 用例
米國ノ十三洲獨立戰ハ其ノ始メ常ニ英兵ニ敗ラレツツ幾年ヲ經過シタル後、最キ有力ナル實力援助ヲ與ヘタル佛蘭西海軍ガ英國海軍ヲ「メーン」岬ニ決定的ニ撃破シテ陸兵輸送ヲ不可能ナラシメタルコトニ存ス。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
それでも、おかくは信一の信の音だけは覚えてゐるのかといくらか私が感心しようとすると、次の手紙では槙原英太郎殿と麗々しく認められたり、英兵衛となつたりしてゐるのです。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
しかも、一人の人造人間は生きた人間の兵士の百人に匹敵し、五十万の英兵を迎え討つに充分であるというのだ。
— 海野十三 『人造人間の秘密』 青空文庫
青島がえりの砲兵たち、甲斐出身の予後備らしきが、意気あがっての手柄話、英兵の弱さったらお話にならないまで、声高に談るに、私もすこしくうけ答えした。
— 別所梅之助 『雪の武石峠』 青空文庫
その城は英兵のために破られてしまったけれども、今でも英領インドとチベットとの境のニャートンという所からほぼ二十マイル程手前の山の上に、その城址すなわち平地と少しばかりの石垣が残って居るです。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
この時の合戦の実況を聞きますに、チベット人は大いに英兵を怖れて容易に近づかず、なるべく敵の視線を免れるように身構えて発砲して居ったそうです。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
しかし兵卒は確かに英兵の次に在る位まで訓練されて居る。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
清国道光二十二年、英兵上海を取り、南京に入る。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫