幻辞.com

空様

そらざま
形容動詞
1
標準
arching backward
文例 · 用例
女は身を空様に、両手に握った手綱をうんと控えた。
夏目漱石 夢十夜 青空文庫
これは不断片附けてある時は、腰掛が卓の上に、脚を空様にして載せられているのだが、丁度弁当を使う時刻なので、取り卸されている。
森鴎外 食堂 青空文庫
峰の松原も、空様に枝を掻き上げられた様になつて、悲鳴を続けた。
――初稿版―― 死者の書 青空文庫
峰の松原も、空様に枝を掻き上げられた様になって、悲鳴を続けた。
折口信夫 死者の書 青空文庫
狂画葛飾振の図中には痩細りし脚、肉落ちたる腕、聳立ちたる肩を有せる枯痩の人物と、形崩るるばかり肥満し過ぎたる多血質の人物との解剖を見るべく、またかの筍掘りが力一杯に筍を引抜くと共に両足を空様にして仰向に転倒せる図の如きは寔に溌剌たる活力発展の状を窺ふに足る。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
木場の甚とつれ立って深川要橋の家へ帰ってくると、一空様からの使いが、お高と木場の甚を待ち受けていた。
林不忘 巷説享保図絵 青空文庫
空様も木場の親方さんも、誰もご存じないのでございます。
林不忘 巷説享保図絵 青空文庫
木場の甚と一空様と忠相と、三人で計らったものらしいことも、容易に察しられるのだ。
林不忘 巷説享保図絵 青空文庫
作例 · 標準
彼女は空様になって、空を飛ぶ鳥を眺めていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その古木は、風雪に耐えながらも空様に枝を伸ばしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供たちは空様になって、花火を見上げていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
空様(そらざま) — 幻辞.com