おべべ
おべべ
名詞
標準
clothes
文例 · 用例
「兄さんなぜあたいの青いおべべ裂いたの。
— 宮沢賢治 『手紙 四』 青空文庫
常に赤ちゃんの着る花模様のおべべを着て、でんでん太鼓など振って、その九十歳だか百歳だかの御両親のまわりを這いまわって、オギャアオギャアと叫び、以て親の心を楽しましめたり、とあります。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
七十の老人が、赤ちゃんのおべべを着て、でんでん太鼓を振りまわしている図は、むしろ醜悪で、正視にたえないものです。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
すると婦人は私の肩に手をかけて、「綺麗におけい/\(お化粧)が出来て、おべべ(着物)もよくお似合い」 そう言って夫人はわたくしの袂の八ツ口の根元を指先で抓み、指先の早業で下着の裏や襦袢の地質を検め見ました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
青縞、茶縞、茶縞のおべべ、ちゆうちゆうぱたぱた、何反織れたか。
— 北原白秋 『とんぼの眼玉』 青空文庫
ところでお前さん、さらのおべべが揃うだけの儲かり話があるんだが、よもや遠慮するまいね?
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
おみやげどっさり、うんとこしょお菓子におべべにキスにキス踊って待てよ待てよ、魔子、魔子。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
おべべを着更えましょうね」と節子は二人の子供を呼んだ。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
作例 · 標準
おべべについて知りたいことがあります。
あ、おべべがありますね。
おべべというのは何ですか?
これはおべべの例です。