北満
ほくまん
名詞
標準
North Manchuria
文例 · 用例
上海行だとも言うし又青島と言う噂もあるかと思うと確かに北満じゃとぬかす奴もある。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
田川は、これまで生きてきた日本の生活よりも、また、北満の河の北方側の生活よりも、河のかなたの生活の方がはるかにいいと心から思うことがたびたびあった。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
――北満の日暮は早やかった。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
北満の曠野は限りがなかった。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
左は浪高く狂へる中に檣砕け甲板死屍を積める二三の廃艦を浮べたる露国最後の運命の海にして、右には、落日大旗を照し、壮士惨として驕らざる北満洲の天地を描き出せる也。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
一昨年(大正十年)九月大連市の大賀一郎氏から、北満州産の蠍を四疋贈られ愛養中二疋は死んだが、二疋は現に生きおり、果して豕を螫し殺すか試さんと心懸くるも、狭い田舎の哀しさ豕が一疋もないから志を遂げ得ぬ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
そこで哈爾賓を中心として北満一帯東蒙古に到るの商工業、物産、貨物の集散、交通輸送の状況等を細さに調査した後、終に東清鉄道沿線の南満各地を視察しつつ大連、旅順から営口を経て北京へ行った。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
北満洲の秋の野には蝗や蛙が飛んだり、跳ねたりしてゐたが、新調の軍服を見ると、急に地面に這ひ屈んでしまつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
歴史書によると、北満はかつて重要な戦略拠点だった。
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北満鉄道の敷設は、地域の発展に大きく貢献した。
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彼は若い頃、北満で数年間過ごした経験がある。
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