霖
霖
名詞
標準
文例 · 用例
もう一方の窓の上の壁には、人民から強奪、強姦して国を売る張作霖の漫画と、共産党とソヴェートロシアを、「共産賊党」「赤色帝国主義」と称しているポスターが、電燈の陰影の背後に、ボンヤリと並んでいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
張作霖からは、譴責を喰っている。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
――張作霖、張宗昌、強盗、強姦、売国的……… ふと、一郎は、両手で彼女の手からビラを叩き落してしまった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
喰えない男、張作霖の爆死や、蒋介石と結ぶ揚宇霆の銃殺などによって、日本のブルジョアジーは、武力によってでも、満蒙を握りしめ、完全に、それを属領化しなければならないようになっている。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
今年の秋になつて病氣の工合が大分よくなつたし、醫者も許し又すゝめてくれたので、何處かへ試しに行つて見ようと思ふと、生憎なもので時候外れの霖雨がしばらくつゞいて、中々適當な日は來なかつた。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
霖雨の来らんことをたえず願う。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
一|代の覇圖も夢物語に奉天城外の露と消えてしまつたが、例の張作霖は非常な麻雀好きだつたと言ふ。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
」「ふふふふ、弱いなうお前等は……」 定めてあの張作霖がそんな風に相好を崩してのけぞり返つただらうと思ふと、その昔馬賊の荒武者だつたといふ人のよさも想像されて、無殘な爆彈に血染められたと言ふその最後が傷ましくも感じられはしないだらうか?
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫