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本舞台

ほんぶたい
名詞
1
標準
main stage
文例 · 用例
特許局に隠れていた足掛け八年の地味な平和の生活は、おそらく彼のとっては意義の深いものであったに相違ないが、ともかくも三十一にして彼は立って始めて本舞台に乗り出した訳である。
寺田寅彦 アインシュタイン 青空文庫
政江は花道より本舞台にさし掛ったという可きだ。
織田作之助 俗臭 青空文庫
韮山城が容易に陥ちないと定ると、秀吉は一部の兵を以て持久攻囲の策をとり、袋の鼠にして置いて、全軍を以て愈々小田原攻撃の本舞台に乗り出した。
菊池寛 小田原陣 青空文庫
霜月、もみじの好季節に、年一回の催能、当流第一人のお役者が本舞台からの乗込みである。
泉鏡花 卵塔場の天女 青空文庫
――若干金か、旅費を出して、東京から私を呼ぶったって……この土地の人は、土地流の、土地能の、土地節の、土地謡の方が大した自慢でね、時々九段や、猿楽町……震災で焼けたけれど、本舞台へ来て見物したって、ふん、雁鴨の不忍池に、何が帆を掛けてじゃい、こっちは鯨の泳ぐ大潟の万石船じゃい――何のッて言う口です。
泉鏡花 卵塔場の天女 青空文庫
地理的にいえば、大塚と行徳と荒芽との三地点から縄を引っ張った三角帯が『八犬伝』の本舞台であって、この本舞台に登場しない犬江(親兵衛は行徳に顔を出すがマダ子役であって一人前になっていない)・犬村・犬阪の三犬士は役割からはむしろスケ役である。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
殊に一番人気のある信乃を主役として五犬士の活躍するは、大塚を本舞台として巣鴨・池袋・滝の川・王子・本郷に跨がる半円帯で、我々郊外生活者の遊歩区域が即ち『八犬伝』の名所旧蹟である。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
一千年来の氏族政治を廃して、藤氏の長者に取って代って陪臣内閣を樹立したのは、無爵の原敬が野人内閣を組織したよりもヨリ以上世間の眼を※らしたもんで、この新鋭の元気で一足飛びに欧米の新文明を極東日本の蓬莱仙洲に出現しようと計画したその第一着手に、先ず欧化劇の本舞台として建設したのが即ち鹿鳴館である。
――新文学の曙光―― 四十年前 青空文庫
作例 · 標準
急に空が暗くなり、本降りの雨になった。
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傘を忘れて、本降りの雨にずぶ濡れになってしまった。
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本降りの雨の中、私たちはイベント会場へと急いだ。
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