ミクロトーム
ミクロトーム異読 マイクロトーム
名詞
標準
microtome
文例 · 用例
而して壁際のガラス張りの棚の中から、ミクロトームのメスを取り出して剃刀砥にかけ始めた。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
今朝、妻を解剖する可否を兄と論じながら、彼れが自信と興味とに心ををどらして、殘りもなく準備したミクロトーム、染色素、その外のものゝきちんと一つの机の上に列べてあるのが、積み重ねられた枯枝のやうに今の彼れには見えた。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
ただの雪をミクロトームで切っても、それは不可能である。
— 中谷宇吉郎 『雪の化石2』 青空文庫
全体が無垢な氷になったので、あとはミクロトームで、いくらでも薄く切ることができる。
— 中谷宇吉郎 『雪の化石2』 青空文庫
実験用の家兎や猿やモルモットの世話をしたり、カードや統計表の整理、原稿の浄書などをしていたが間もなくミクロトームの操作や、検鏡用の細胞組織染色もできるようになった。
— 山本周五郎 『四年間』 青空文庫
ミクロトームというのは材料として取った筋肉などを炭酸粉霧で氷結させるか、酒精をとおして処理し、それを五六ミクロンという薄い切片に切る器械である、馴れてくると興味の多い仕事で、切片つくりはほとんど昌子の専任のようになった。
— 山本周五郎 『四年間』 青空文庫
作例 · 標準
組織標本を作成するために、ミクロトームで薄く切片を作る。
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最新のミクロトームは、より精密な切断が可能だ。
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研究室でミクロトームを使って、植物の細胞を観察した。
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ウィキペディア
ミクロトーム とは、顕微鏡での観察に用いる試料を極薄の切片にするために用いられる器具のことである。
出典: ミクロトーム — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0