若鶏
わかどり
名詞
標準
young bird
文例 · 用例
三時頃、樹明君やうやく来庵、お土産として若鶏の肉、おいしかつた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
鶏は去勢した雄の若鶏の鋤焼、鋤金に鶏の脂肪をひいて、肉を焼きながら大根おろしのしたじで頬張るに限るという。
— 矢田津世子 『茶粥の記』 青空文庫
アンリエットの折るセロリの匂いが白い卓の上に漂っている中で、矢代は若鶏の脇腹にたまった露を今は何物にも換え難い味だと思った。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
この方ね、パリで若鶏ばかし上ってらしたの。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
将軍のなかには愕いて、手にしていた盃を取落とす者もあり、嚥み下ろしかけていた若鶏の肉を気管の方へ送りこんで目を白黒する者もあった。
— ――金博士シリーズ・3―― 『独本土上陸作戦』 青空文庫
吉原遊里の話も、ピンヘッド、ゴールデンバット、パイレートの煙草の香も、負ぐせのついた若鶏の話も、陸奥から出京した少年の心には同様の力を以て働きかけたものに相違ない。
— 斎藤茂吉 『三筋町界隈』 青空文庫
我邦で鶏を買うと老鶏の硬い肉ばかり売って困るが、西洋人は若鶏の三百目以内位のものでなければ肉が硬いといって買わない。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
大原も今は漸く食物上の趣味を感じ「中川君、僕も今度朝早く飼禽場へ往って胸の膨らんだ肋骨の尖って肛門の締った足の黄い若鶏を買って来て家で料理してみよう。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
作例 · 標準
軒先の巣では、親鳥が若鶏にせっせと餌を運んでいる。
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春になり、森のあちこちで若鶏の元気な鳴き声が聞こえるようになった。
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鷹に狙われた若鶏を守るため、母鳥は必死で威嚇した。
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標準
(young) chicken
作例 · 標準
今夜の夕食は、若鶏のハーブ焼きにしよう。
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この店の唐揚げは、ジューシーな若鶏のもも肉を使っていて絶品だ。
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スーパーで特売になっていた若鶏を丸ごと一羽買い、ローストチキンを作ることにした。
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