山菅
やますげ
名詞
標準
文例 · 用例
次に「茶山菅先生之在江戸、一日犬冢印南、今川槐庵、及恬、同陪先生、為墨水舟遊、先生帰郷、十年於此、而今年犬冢今川倶逝、頃先生集刻成、至読其詩慨然」として、七絶が載せてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「茶山菅先生携鵜川子醇及諸子、看荷花於篠池、帰路訪余、余時臥病、喜而賦一絶、昔年余亦従二君同看、今已為隔世之想云。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
その七十五 蘭軒には「送茶山菅先生還神辺」の七絶五首がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「壁上掛茶山菅先生家園図幅、聊賦一律。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「秋日偶成、次茶山菅先生韻」三首、「園楓殊紅、和多田玄順所贈、云是立田種」一首、並に七絶である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
日光八景中第一の美と称せらるる山菅夕照。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
船から見て、おおよその見当はつけていたが、草木のともしいことはおどろくばかり、木と名のつくものは、国方で、菜萸といっているものの一尺ほどの細木、草はといえば、茅、葭、山菅が少々、渚に近いところに鋸芝がひとつまみほど生えているだけであった。
— 久生十蘭 『藤九郎の島』 青空文庫
序に古名ヤマスゲ(山菅)の麦門冬について、世人と併せて万葉学者の注意を喚起したい事は、麦門冬には決して大小の二種あるものではないという事実である。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫