阿弥
あみ
名詞
標準
文例 · 用例
自分は阿弥陀様におすがり申して救うて頂く外に助かる道はない。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」 僕は懐にあった紙の有りたけを力杖に結ぶ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と、何遍唱えたところでピリヨードがない。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
「南無阿弥陀仏」と、丈夫な誰かが云ったようだった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
春秋座には歌舞伎の古典が歓迎されるだろうという兄さんの意見で、黙阿弥や逍遥、綺堂、また斎藤先生のものなど色々やってみたが、どうも左団次や羽左衛門の声色みたいになっていけない。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
山高帽を少し阿弥陀に冠った中年の肥大った男などが大きな葉巻をくわえて車掌台に凭れている姿は、その頃のベルリン風俗画の一景であった。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
仏教では彼岸の中日|時正の日で、一切の諸仏三世の諸尊および無数万億菩薩説法して衆生に楽しみを与うというので春分の時と同様|阿弥陀詣などをする。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
」「天晴れ御鑑定、本阿弥でいらっしゃる。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
阿弥(あみ) 阿弥 (法号)-時宗の僧の号 時宗の僧の号。 大阪府堺市美原区にある地名。 阿弥陀仏を指す略語。 茨城県稲敷郡にある神社。→阿弥神社 室町時代の絵師の一派で、能阿弥、芸阿弥、相阿弥を含む関連絵師を指す。→阿弥派 日本の姓のひとつで約100軒ほど存在する。常陸国信夫郡の阿彌郷を発祥とされ現在の姓は阿彌または阿弥を使用する。和歌山県、栃木県足利市などに多く住む。 足利市に在住の阿弥は源氏である源義国の子孫である足利儀康公が鑁阿寺開祖前の平安時代の終わりごろ足利家の城の護衛として、常陸国信夫郡の阿彌郷にいた剣の立つ武士を家老職として現在の足利市に連れてきた為、現在も足利市に在住者が存在する. 室町時代,足利将軍家に仕えた同朋衆のなかに,能阿弥(真能),芸阿弥(真芸),相阿弥 (真相)という3代にわたって諸芸に秀でた人々がいた。この3人を三阿弥と呼ぶ。足利市に住む阿弥の姓を名乗る一族は足利氏の家臣としての由縁があると言われる。
出典: 阿弥 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0