大貴族
だいきぞく
名詞
標準
leading aristocrat
文例 · 用例
ゴルフをやらない人間から見ると、ゴルフをやっている人はみんな大貴族か大金持ちのように思われる。
— 寺田寅彦 『軽井沢』 青空文庫
生活ぶりは都の大貴族と少しも変わっていないのである。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
こうした大貴族の家に生まれて、栄華に戯れてもいるはずの人が蛍雪の苦を積んで学問を志すということをいろいろの譬えを借りて讃美した作は句ごとにおもしろかった。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
これらの、本質においては極めて健康なそして尊敬すべきそれらの懐疑を発展させて、解決させるに当って、トルストイは自身の大地主、大貴族的生活からの考えかたや感情に制約され、すべてを人類の霊魂の高まりによって解決しようとした。
— 宮本百合子 『ツルゲーネフの生きかた』 青空文庫
優婉な紫の上が光君と一緒に、周囲の女性たちにおくる反物を選んでいるところはあるけれど、落窪物語はやはり王朝時代に書かれた物語ではあるけれども、ここに描かれている人たちは源氏物語のように時代にときめく藤原の大貴族たちではない。
— ――誰がために―― 『衣服と婦人の生活』 青空文庫
大貴族の婦人達は勿論自分で縫物などはしなかったけれども、貧乏貴族ぐらしの藤原の末流の人達になれば姫といっても自分で縫物をしたし、家中の縫物もさせられるような哀れな状態であった。
— ――誰がために―― 『衣服と婦人の生活』 青空文庫
女一の宮の女房にこの人を上げたらどんなにお喜びになって大事にされることであろう、大貴族の娘も多く侍しているのであるが、これほどの容貌の人はほかにないであろうと、裳を着けた姿からふとこんなことも宮はお思いになった。
— 浮舟 『源氏物語』 青空文庫
芸の壮大さ折口信夫日本の大貴族であつた人が、東京劇場の先代萩政岡忠義の段を見てをられた。
— 折口信夫 『芸の壮大さ』 青空文庫
作例 · 標準
中世ヨーロッパを舞台にした映画で、広大な領地を統治する大貴族の豪華な暮らしが描かれた。
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大貴族同士の婚姻関係は、当時の国際政治を決定づける重要な要素だった。
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没落した大貴族の邸宅が、現在は博物館として一般公開されている。
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