独窓
どくまど
名詞
標準
文例 · 用例
しかし、それほどの師にすら、秋成の現実の対照に向つては、いつも絶対の感情の流露を許さぬ習癖が、うそ寒い疑心をもち==師のいひし事にもしられぬ事どもあつて、と結局は自力に帰り、独窓のもとでこそ却て研究は徹底すると独学|孤陋の徳を讃美して居る。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
(独窓の傍に座しおる。
— ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 『痴人と死と』 青空文庫
時々同室の者等に脊を向けて、独窓の所に立って、何かを胸に着けて、頭を屈めて熟視っている様子。
— アントン・チエホフ Anton Chekhov 『六号室』 青空文庫
然れどもまた花を植えず独窓に倚り隣家の庭を見て娯しめり。
— 永井荷風 『偏奇館漫録』 青空文庫
時々同室の者等に脊を向けて、獨窓の所に立つて、何かを胸に着けて、頭を屈めて熟視つてゐる樣子。
— アントン・チエホフ Anton Chekhov 『六號室』 青空文庫