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幕開き

まくあき
名詞
1
標準
rise of the curtain
文例 · 用例
空しく窓下に戻つて来ると、また別の紙芝居がさかんに拍子木を鳴らして「幕開き」を報じてゐた。
牧野信一 真夏の朝のひとゝき 青空文庫
一言、附け足して置く次第だが、紙芝居の拍子木はどれもこれも「幕開き」の合図が物々しいのに引き代へて、「幕引き」の木の音を聞いた験しがない。
牧野信一 真夏の朝のひとゝき 青空文庫
店の中は――白い布を、扉の半開きだけあげた店の中は、幕開き前とでもいうように混沌としている。
長谷川時雨 一世お鯉 青空文庫
義経に関係のない狂言にも、幕開きはまづ舞台空虚の、上手の障子屋台から、判官義経現れ、「一間の内より義経公悠々として出で給ひしが、さして用事もなかりければ、再一間に入り給ふ」と語る浄瑠璃に連れて、影を消す。
折口信夫 芸能民習 青空文庫
幕開きの「しだし」の出入り・せりふを聞き外しても残念に思ふ位だ。
折口信夫 芝居見の芝居知らず 青空文庫
今思えばあれは私にとって、三浦の生涯の悲劇に立ち合った最初の幕開きだったのですが、当時は勿論私にしても、ほんの不安の影ばかりが際どく頭を掠めただけで、後はまた元の如く、三浦を相手に賑な盃のやりとりを始めました。
芥川龍之介 開化の良人 青空文庫
たしか戰後の作春情鳩の町の幕開きに、この烟は使はれてゐたやうに思ふ。
心猿 荷風翁の發句 青空文庫
自分は漸くカワレリヤ、ルスチカナの幕開きに淋しい立琴を合方にして歌ふシチリヤナの一節を思付いた。
永井荷風 黄昏の地中海 青空文庫
作例 · 標準
「いよいよ幕開きだ!ドキドキするな!」
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厳かな音楽とともに、静かに幕開きが始まった。
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子供たちは、初めて見る劇場の幕開きに目を輝かせていた。
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2
標準
beginning (e.g. of an era)
作例 · 標準
これは、新しい時代の幕開けを告げる象徴的な出来事だった。
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彼のスピーチは、まさに変革の幕開けを宣言するものだった。
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このプロジェクトの成功は、我々にとって新たな挑戦の幕開けとなるだろう。
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