敗亡
はいぼう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
defeat (in battle)
文例 · 用例
そして真率|朴訥という事から出て来る無限の大勢力の前に虚飾や権謀が意気地なく敗亡する事を痛快に感じないではいられない。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
敗亡の苦い淋しさが、彼を石の枕でもしてゐるやうに思はせた。
— 有島武郎 『An Incident』 青空文庫
途中で別れた白根行きの二人、帰途、この茶屋へ知らずに飛び込み、有繋の両人も孤屋の怪婆に吃驚敗亡、後をも見ず一目散に逃げ出したそうである。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
わが草木とならん日にたれかは知らむ敗亡の歴史を墓に刻むべき。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
諸子は其多数が比々として表白しつゝある不浄と敗亡と乱倫とを如何せんとするや。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
良策の用いられざるや、古今敗亡のそれこそ、軌を一にする処である。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
勝頼が天目山で死んだのは天正十年だが、武田はこの一戦で敗亡の形を現したのである。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
」「お嬢さん、」と例の敗亡。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
作例 · 標準
かつて隆盛を極めた王国も、内乱と外敵の侵入によってついには敗亡の道を辿った。
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愚かな王の失政が重なり、この大帝国も敗亡が目に見える段階に来ている。
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歴史家は、その都市国家が敗亡した最大の原因を食糧不足にあると分析している。
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