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追い剥ぎ

おいはぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
そこは真暗な草原で、野犬の巣窟、追い剥ぎの稼ぎ場である。
岡本綺堂 三崎町の原 青空文庫
時折りは追い剥ぎ、ブッタクリ、強姦、強盗、殺人犯人なぞいう物凄い連中が、時を得顔に出没している有様であった。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
春夫さんはその時に今迄の事をすっかり話して、「この支那人は人買いの追い剥ぎです。
夢野久作 クチマネ 青空文庫
無礼な奴、ははア、貴様、追い剥ぎだな。
国枝史郎 血曼陀羅紙帳武士 青空文庫
ことにこの頃の比叡山の裏山には、そういう廃人や落伍者ばかりでなく、盗賊、追い剥ぎ、悪祈祷者、そういう者まで集まっていた。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
」「…………」「いまにも合戦がはじまるというのに、野武士や追い剥ぎが群れをつくって、ここらへ入り込んでいるのだよ」「はい」「この林など物騒なのだよ」「はい」「人里へ早く行った方がいいねえ」「はい、ありがとう存じます」 桂子と右衛門とは先へ進んだ。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
その連中に引っ剥がれてみろ、『あッ、こいつあ進み過ぎたかな』……彼奴らだってきっと考えるだろう」「それじゃあ俺らの追い剥ぎは、彼奴らにとっては親切な筈だが」「あんまり大きな親切なので、それが彼奴らには解らねえのさ」銅兵衛ここで頤を撫でた。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
花時に上野の方へ人出の多いは不思議がないが、昼でも追い剥ぎの出そうな佐竹の原へこんなに人出があるとは妙な時節になったものだと思って仕事をしていたことであった。
佐竹の原繁昌のはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
ウィキペディア

追い剥ぎ(おいはぎ)は、人気のない街道沿いにおいて通行人や旅行者から金品を強奪する強盗や盗賊。山野を根城にするものに対しては野盗や山賊という語も用いられる。

出典: 追い剥ぎ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0