然かし
さかし
表現感動詞
標準
indeed, it is so
文例 · 用例
「然かし能くしたもので、その翌日|少女の顔を見ると平常に変っていない、そしてそのうっとりした眼に笑を含んで迎えられると、前夜からの心の苦悩は霧のように消えて了いました。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
「然かし能くしたもので、その翌日少女の顔を見ると平常に変っていない、そしてそのうっとりした眼に笑を含んで迎えられると、前夜からの心の苦悩は霧のように消えて了いました。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
然かし今ではもう野獣の数が減少して畢つて熊でも猪でも鹿でも殆ど其足跡を見なくなつた。
— 長塚節 『しらくちの花』 青空文庫
然かし体躯は以前よりも遙かに健康なられた。
— 木下尚江 『大野人』 青空文庫
然かし彼等の協力は通例単に男性及び女性の能力の機械的結合に過ぎないのである。
— エレン・ケイ 『恋愛と道徳』 青空文庫
藤原時代が緑朱二色の中で、主として孰れに傾いて居るかは、一寸決し難い問題であるのみならず、簡單な色に配して、以て複雜なる時代の特徴を表示し盡くすことは、抑も無理な注文かも知れぬが、然かし足利時代は慥かに銀色である。
— 原勝郎 『足利時代を論ず』 青空文庫
こんなときよく母の目にわずかに涙がにじむことがあるのは偶然かしら。
— 中勘助 『母の死』 青空文庫
)うやうやしき礼の八千度さかしらのわがひと言はゆるし賜ぶべし。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
作例 · 標準
「然かし、彼の言うことも一理あるな。」と老人が呟いた。
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然かし、その話は本当なのかと、彼は疑いの目を向けた。
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「然かし、世の中には不思議なこともあるものだ。」と彼は感嘆した。
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