寒熱
かんねつ
名詞
標準
cold and heat
文例 · 用例
利休の茶道の歌に、寒熱の地獄を潜る茶柄杓も 心なければ苦しくもなし これ利休が職分の深いたしなみから、人生の悟道(さとり)に入った証拠であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」「今年御地寒熱之事被仰下、いづかたも同様也。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
家屋庭園の装飾はただちに我が形体の寒熱|痛痒に感ずるに非ざれども、精神の風致を慰るの具にして、戸外の社会に交りてその社会の美を観るもまた、我が精神の情を慰めて愉快を覚えしむるの術なり。
— 福沢諭吉 『教育の目的』 青空文庫
これを健康に保たんとするには、飲食なかるべからず、大気、光線なかるべからず、寒熱、痛痒、外より刺衝して内よりこれに応じ、もって一身の働きを調和するなり。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
沙漠、峻嶮、寒熱二帯の両極をもつアフガニスタン。
— 地軸二万哩 『人外魔境』 青空文庫
目ニ視テ色ヲ知リ、耳ニ聽テ聲ヲ知リ、鼻ニ嗅デ臭ヲ知リ、舌ニテ味ハヒテ味ヒヲ知リ、支體ニテ覺エテ寒熱、疎密、軟硬、方圓等ヲ知ル。
— 西周 『人智論』 青空文庫
そのなかには先ず今日の寒暖計に相当する寒熱昇降器というのがあり、また方向を示す磁針器や、水平面を見る平線儀というのもありました。
— 石原純 『平賀源内』 青空文庫
その著書としては、本草に関するものがたくさんにある外に、農作物、物産に関するものもあり、火浣布、陶器、寒熱昇降器などの説明もあり、また他面には多くの滑稽本、洒落本、及び浄瑠璃の作品があるので、これ等は実は源内があらゆる方面においてすぐれた才能をもっていたことを示すものであります。
— 石原純 『平賀源内』 青空文庫
作例 · 標準
この地域は一日のうちに寒熱の差が激しく、体調を崩しやすい。
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冬山の寒熱は厳しく、適切な装備が命を守る上で不可欠だ。
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夏でも朝晩は寒熱の変化があり、羽織るものがあると安心する。
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標準
chills and fever
作例 · 標準
突然の悪寒に襲われ、体に寒熱を感じてベッドに倒れ込んだ。
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子供が夜中に寒熱を出して泣き出したので、慌てて病院へ連れて行った。
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風邪をひくと、必ず寒熱を伴うので、早めに薬を飲むようにしている。
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ウィキペディア
寒熱(かんねつ)、陰陽(いんよう)とは、八綱弁証において疾病の性質(病情)を区別するもので、体内の陰陽気が偏盛・偏衰するなど、生命反応の強弱を表す。
出典: 寒熱 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0