涼み台
すずみだい
名詞
標準
outdoor bench (placed under the eaves of a house and used for cooling off during the summer)
文例 · 用例
四 新星 毎年夏になってそろそろ夕方の風が恋しい頃になると、物置にしまってある竹製の涼み台が中庭へ持ち出される。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
もう明日あたりは涼み台を出そうじゃないかという事が誰かの口から云い出される。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
涼み台の外に折り畳み椅子が三つ同時に並べられて一同が中庭へ集まる。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
今年の夏始めに、涼み台が持ち出されて間もなく、長男が宵のうちに南方の空に輝く大きな赤味がかった星を見付けてあれは何かと聞いた。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
八月になってから雨天や曇天がしばらく続いて涼み台も片隅の戸袋に立てかけられたままに幾日も経った。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
その日の夕方になると涼み台へ出て子供と共にその新星を捜したらすぐ分った。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
涼み台もつい忘れられがちになった。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
ある夕方一同が涼み台と縁側に集まっていろんな話をしている間に、去年みんなである夜銀座へ行ってアイスクリームを食った時の話が出た。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
作例 · 標準
田舎の家の軒先にある涼み台に腰掛けて、星空を眺める時間は何物にも代えがたい。
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昔ながらの商店街の店先に置かれた涼み台で、近所の老人たちが世間話に花を咲かせている。
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涼み台の上に置かれた将棋盤を囲み、真剣な表情で対局を見守る男たちの姿があった。
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