生かる
いかる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to be arranged (flowers, etc.)
文例 · 用例
「大殿さまは、よほど茶道もお花もお習いになったのでしょう」「うそを申せ、わしは公卿じゃなし、挿花や香道の師についたことはない」「でも、そう見えますもの」「なんの、挿花を生けるのも、わしは剣道で生けるのじゃ」「ま」 彼女は、驚いた目をして、「剣道で挿花が生けられましょうか」「生かるとも。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
「これらの服はクモの巣と同じくらいかるくできあがっております。
— THE EMPEROR'S NEW SUIT 『はだかの王さま』 青空文庫
「いきほひ」は氣暢若くは氣榮の義、「いかる」は氣上るの義にして、古書の擧痛論に、怒るときは則ち氣上るとあるに吻合して居るのを見ても、地に彼此の別ありて人に東西の差無きを思はずに居られぬ。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
すると、人魚のひいさまも、うつくしい白い腕をあげて、つま先立ちして、たれにもまねのならないかるい身のこなしで、ゆかの上をすべるようにおどりあるきました。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
「いきほひ」は気暢もしくは気栄の義、「いかる」は気上るの義で、古書の『挙痛論』に、「怒るときは即ち気上る」とあるのに吻合(ぴったり合う)しているのを見ても、地に彼此れの別があっても人に東西の差の無いことを思う。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
また怒は気息亢るの約で、「いかる」ということである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
「いかる」にも、「いきどおる」にも相当しない。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
三月五日 ばいかる丸。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
床の間に、季節の移ろいを感じさせる山野草が美しく生かっている。
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玄関先には、客人を迎えるための凛とした一枝が生かっていた。
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「まあ、この花瓶にぴったり生かって。お庭のバラかしら」
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この素朴な器には、豪華な花よりも野の花がさりげなく生かるのがふさわしい。
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標準
to be buried
作例 · 標準
雪国では、冬の間の保存食として大根や白菜を土の中に生かる習慣がある。
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来春の芽吹きを待つ球根が、霜の降りた冷たい土の底に深く生かっている。
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「炭火が消えないように、灰の中に生かっておきなさい」
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掘り出した芋の一部は、来年の種芋にするために再び畑の隅に生かされた。
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