ぽち
ぽち異読 っぽち
名詞
標準
dot
文例 · 用例
二匹居るうちの黄色い方の痩せっぽちの男猫が、他には何の能もない代りに蛾をつかまえることだけに妙を得ている。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
「何だい、たったあれっぽち、猫の額ほどの田を買うて、地主にでもなったような気で居るんだ。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
「誰れだい、たったこれっぽちしか入れてねえんは。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
もやい綱が船の寝息のようにきしり、それを眠りつかせるように、静かな波のぽちゃぽちゃと舷側を叩く音が、暗い水面にきこえていた。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
色白くふっくりふくれた丸ぽちゃの顔、おとがい二重、まつげ長くて、眠っているときの他には、いつもくるくるお道化ものらしく微笑んでいる真黒い目、眼鏡とってぱしぱし瞬きながら嗅ぐようにして雑誌を読んでいる顔、熊の子のように無心に見えて、愛くるしく思いました。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
「かあ――」と一羽の大鴉が鳴くと、あちからも、こちからも、ぽち、ぽち、とした積藁のかげから、くろぐろとした翼を豊に張った無数の鴉が、次から次へと飛び立ち始めた。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
今夜、一夜は、あの小魚のいのちをぽちりぽちりわしの骨の髄に噛み込んで生き伸びたい――」 徳永が嘆願する様子は、アラブ族が落日に対して拝するように心もち顔を天井に向け、狛犬のように蹲り、哀訴の声を呪文のように唱えた。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
……稗澤山もそ/\の、ぽんぽち飯、あゝ/\旅行はしなければ可かつたと思つた。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
作例 · 標準
地図に赤いぽちで現在地を示した。
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画面の隅に小さなぽちが表示されている。
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「この絵、よく見ると小さなぽちがたくさん描かれているね。」
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標準
tip
作例 · 標準
ウェイターにサービス料とは別に、ぽちを渡した。
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海外では、レストランでぽちを渡すのが一般的だ。
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「今日の運転、本当に助かったよ。これ、ぽちだよ。」
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標準
a little
作例 · 標準
疲れたから、もう少しだけぽち休憩しよう。
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「あとぽちっとだけ頑張れば、この仕事も終わるよ!」
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今日のテスト、ぽちっとしか勉強してないから心配だ。
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