問い掛け
といかけ
名詞
標準
文例 · 用例
寺田はどきんとして、なにかニュースでもと問い掛けると、いや僕は番号主義で、一番一点張りですよ。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
そして、貴族院いうたら、あんた、どんな組織イになってるか知ってなはるかと、セルロイドのマスクのかげで執拗く客に問い掛けると、客は露骨にいやな顔した。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
読む人の問い掛けが手に余るとき、未来の本は仲間たちの力を借りる。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
新しい本の新しい頁が開かれ、問い掛けと答えのハーモニーが空を覆う。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
そして従来のねじ回しの握りは数百年誰も文句を言わなかったのが不思議なくらいできの悪い代物と指摘し、ここで会場の聴衆に向かって「最良のデザインはどんなもんだろうね」と問い掛けた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
日本に責任転嫁するよりも、そのほうがはるかに有益であり、ご満足を得られるのではないでしょうか」 こう辛辣、かつ率直に切り込んだ手紙を同封して議員に送られたレッド・ペーパーは、「米国はコンピューター市場を日本に明け渡すのか」との問い掛けから書きだされる。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
だが一方で「マシンがどうあるべきか」との問い掛けがこの世界全体において意味を失い、もう一方でマイクロソフトとの訣別がアスキーから未来を選択する力を奪ってしまう中で、かつて巻頭言で謳い上げた主体性は、気がつけば彼ら三人のてのひらから砂のようにこぼれ落ちていた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
このすっとぼけた問い掛けは、この年に吹き出した将来構想に対してオレが抱いた違和感をふわけしてみるきっかけになるのではないか。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫