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旧好

きゅうこう
名詞
1
標準
文例 · 用例
此年は伊沢氏と旧好ある人々の中で、門田朴斎と渡辺|樵山との歿した年である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
縁談の儀は旧好を続ぎ、親を厚うし候ことにて、双方よかれと存じ候事に候えども、当人種々娘ごころを案じめぐらせし上にもこれあり候か、了簡違いつかまつり、いかんとも両親の心底にも任せがたく候間、この段厚く御海恕なし下され候よう願い上げたてまつり候。
第二部下 夜明け前 青空文庫
そこには、どこまでも生家と青山の家との旧好を続けたいという継母おまんが強い意志も働き、それほどの先方の厚意を押し切るということは、半蔵としても容易でなかったからである。
第二部下 夜明け前 青空文庫
さらに中には自ら旧好に顔を合す事を恥じて、故郷に帰るを欲しなかったものもあろう。
喜田貞吉 放免考 青空文庫