うそうそ
うそうそ異読 ウソウソ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
uneasily
文例 · 用例
猫はあたかも何事も起らなかったかのようにうそうそと橋の欄干を嗅いでいた。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
その時、一匹の小さなのら犬がトボトボと、人間には許されぬ警戒線を越えて、今にも倒壊する塔のほうへ、そんなことも知らずにうそうそひもじそうに焼け跡の土をかぎながら近寄って行くのが見えた。
— 寺田寅彦 『LIBER STUDIORUM』 青空文庫
同じ百韻中で調べてみると前のほうにある「とろとろ」はだいぶ離れているが、ずっとあとに来る「ほやほや」と「うそうそ」とは五句目に当たる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
いつか早稲田の応接間で先生と話をしていたら廊下のほうから粗末な服装をした変な男が酔っぱらったふうでうそうそはいって来て先生の前へすわりこんだと思うと、いきなり大声で何かしら失礼な口調でののしり始めた。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
肩と首とで、うそうそと、斜めに小屋を差覗いて、「ござるかいの、お婆さん。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
道化の面の男 (うそうそと前に出づ)何と、あの、打込む太鼓……〆太鼓の男 何じゃい。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
」と、襟|掻合して立上り、「そうそうその新聞のね、三枚目を読んでみな。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」と鼻を突出してうそうそと嗅ぎ、「へん、咽も返るが呆れも返らあ、阿蘭陀の金魚じゃねえが、香水の中で泳いでやあがる。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「uneasily」である。
「uneasily」という意味で使われることが多い。
uneasily」という概念は重要だ。
その出来事は「uneasily」の良い例だ。