腸カタル
ちょうカタル
名詞
標準
intestinal catarrh
文例 · 用例
そうして無事に別れたのですが、その夜なかに倉沢君は下痢を起して、直腸カタルという診断で医師の治療を受けていたのです。
— 岡本綺堂 『西瓜』 青空文庫
後影を見送って、あれは腸カタルに違いないと三四郎に教えてくれた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
それでは売ったあとで困るだろうと念をおすと、なに大丈夫だ、なかには義理で買う者もあるし、事故で来ないのもあるし、それから腸カタルも少しはできるだろうと言って、すましている。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
日射病、大腸カタル、三ツの氷嚢で頭と胸を冷す。
— 牧野信一 『貧しき日録』 青空文庫
番頭と云ふよりは仲人の山口が、今夜急性胃腸カタルで、どうしても此のかんじんな婚礼に立ち会へないと云ふのは、確かに「酒をうまく」することにちがひなかつた。
— 片岡鉄兵 『菜の花月夜』 青空文庫
あまり毎日テンプラと氷をたべたので、とうとう、M君は腸カタルを起こして寝てしまいました。
— 小出楢重 『楢重雑筆』 青空文庫
――一日二日と、家主さんの庭で野宿をしたので、四歳になる末の子が軽い大腸カタルを起したらしい。
— 豊島与志雄 『帰京記』 青空文庫
赤子が腸カタルを起して、仙太は徹夜をつづけた。
— 矢田津世子 『凍雲』 青空文庫
作例 · 標準
冷たい飲食物の摂りすぎは、腸カタルを引き起こすことがある。
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