玉類
ぎょくるい
名詞
標準
文例 · 用例
後で説明するがね……そこで呉青秀が懐にしていた姉の遺品の宝玉類を売り払って、画像だけを懐に入れて、妖怪然たる呉青秀の手を引きながら、方々を流浪したあげく、その年の暮つかた、どこへ行くつもりであったか忘れたが舟に乗って江を下り、海に浮んだ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
※圖第二に畫き集めたる玉類の中にて上段の右の端なるは栗色の石にて造れる物なり。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
以上或は美しき原料を撰び或は巧みなる細工を施したるを以て考ふれば、是等の玉類は裝飾とするに足る物にして、一端に紐を貫く可き孔を穿ちたるが如きは誠に面白き事實と云ふべし。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
右の上に畫きたるは女子が玉類を頸飾とせし体なり。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
(ホ)勾玉などの玉類 さて話は前に戻り古墳の中には、どういふものが埋められてゐるかと申しますと、石棺あるひは石室の中、死體を收めてあつた所、しかももっともその體に近いところにあるものはその人の身につけてあつた著物と飾り物とであります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
しかし著物はみな腐つてしまつて殘つてをりませんが、飾り物の中で一番眼に立つのは、まづ勾玉その他の玉類であります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
これらの玉類は、もとは結びつらねて、頸から胸あるひは手頸、脚頸などにめぐらしたものであることは、埴輪人形に現されてゐるのを見てもわかります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
さて玉類の中でも一番大切なものは勾玉であります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫