相老い
あいおい
名詞
標準
growing old together (as a married couple)
文例 · 用例
白金大町、あいおい大町どうもいけません。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
菊二、十一歳、しらかべ町六、九歳、あいおい町重吉、九歳、同町代地又、八歳、としま町梅、八歳、さくま町伝次、七歳、りゅうかん町市、六歳、おしょろさんの裏あつ、四歳、同所 人別書には右のように書いてあり、その住所はおりつがいちおう慥かめたと云った。
— 山本周五郎 『ちいさこべ』 青空文庫
作例 · 標準
高砂の能に謳われる「相老い」の松のように、白髪になるまで睦まじく寄り添う夫婦の姿は、古来より理想の終生とされてきた。
銀婚式を迎えた夫が、「これからは相老いの日々を慈しみながら、ゆっくりと歩んでいこう」と妻の手を握った。
住み慣れた家で夫婦揃って静かに余生を過ごし、相老いを全うできることは、この上ない幸せと言えるだろう。
縁側に並んで座り、沈む夕日を眺める老夫婦の背中からは、長きにわたる相老いの情愛が静かに滲み出ていた。