敵都
てきと
名詞
標準
文例 · 用例
無論のことわが軍の連戦連捷、そして敵都南京が陥落して間もなくのある日であったが、背広服にオーバーの襟をふかく立てて自転車をF町の方へ走らせているのは、わが田辺定雄であった。
— 犬田卯 『瘤』 青空文庫
敵都における絶対の孤独だった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
そして、それらが太平洋を一瞬に飛び越す、無数の砲丸となって、ニューヨーク、ワシントンの空を暗くし、敵都の高層建築物を片端から破壊する日も遠くはないのです。
— 江戸川乱歩 『偉大なる夢』 青空文庫