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酒売り

さかうり
名詞
1
標準
文例 · 用例
由来、かような怪しい風説を流布して世間を騒がす者は、それぞれ処罰されるのが此の時代の掟であったが、それが跡方もない風説とのみ認められないので、先ずその本人のあま酒売りを詮議することになった。
あま酒売 半七捕物帳 青空文庫
「おめえたちはあま酒売りの婆さんを知っているか」と、半七は訊いた。
あま酒売 半七捕物帳 青空文庫
世間の噂を綜合してかんがえると、その時の怪しい婆さんはどうも彼の甘酒売りらしく思われる。
あま酒売 半七捕物帳 青空文庫
そのうちに怪しい甘酒売りの噂はだんだん高くなって、それはお綱であることを徳三郎とお熊だけは知っていた。
あま酒売 半七捕物帳 青空文庫
このごろ江戸じゅうをさわがす怪しい甘酒売りの女は、どうしても彼の蛇神に相違あるまいと、江戸屋敷の者もみな鑑定していた。
あま酒売 半七捕物帳 青空文庫
酒売り出しのころにもかかわらず、昔を忘れない清助はそのいそがしいなかにわずかの間を見つけ、裏づたいに酒蔵を回っては青山方の木小屋へ見回りに来る。
第二部下 夜明け前 青空文庫
汗ばんで来たなと思うころには、カタカタと音をさせて、定斎屋がくる、甘酒売りがくる。
長谷川時雨 西洋の唐茄子 青空文庫
両人いづれも敵持ちでないことは、介六役者が団十郎で、白酒売りを生島新五郎が勤めたのでも知れる。
折口信夫 愛護若 青空文庫