胆斗
たんと
名詞
標準
文例 · 用例
彼はいやしくも一城の主、若年ながら摂津の尼ヶ崎に拠って、よく士気を治め、畿内の老雄に呼びかけ、胆斗の如き男です。
— 第三分冊 『新書太閤記』 青空文庫
胆斗の如し――ということばもあるが、この男の、何と身なりも小さいくせにと、やや気をのまれたかたちであった。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
――だから余り燈火に近くすわると、そのうすい髪の根までが透いて見えて、この体躯|矮短にして胆斗のごとき奇男児の風貌、いやが上にも魁偉に見せ過ぎる嫌いがある。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
彼は、力鼎をあげ、胆斗の如き大将で、しかも忠烈ならびなき大将です」「すぐ、ここへ呼べ」 孫権ははや、筆墨をよせて、妹に送る密書をしたため出した。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫
支那流に膽斗の如しと讚しても差支なからう。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫