文学博士
ぶんがくはくし
名詞
標準
Doctor of Literature
文例 · 用例
徳望|素より隆んにして、一時の倚重するところとなり、政治より学問に及ぶまで、帝の咨詢を承くること殆ど間無く、翌二年文学博士となる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
僕が、将来文学博士にでもなるやうな事を、親類のものまでが信じてゐた。
— 菊池寛 『世に出る前後』 青空文庫
私は、かねて或る文学博士のすすめで私達の郷国の風土誌の編纂にたづさはつてゐたのである。
— 牧野信一 『熱い風』 青空文庫
二面には富口という文学博士が「最近日本におけるいわゆる婦人の覚醒」という続き物の論文を載せていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
坪内君が世間から尊敬せらるゝのは早稲田大学の元老、文学博士であるからで、舞踊劇の作者たり文芸協会の会長たるは何等の重きをなしていないからである。
— 内田魯庵 『二十五年間の文人の社会的地位の進歩』 青空文庫
当時の文学士は今の文学博士よりは十層倍の権威があったものだ。
— ――坪内逍遥―― 『明治の文学の開拓者』 青空文庫
」と、わが大槻文学博士が著書「言海」に述べてゐるところを開いて、面白さうに読んだりしたのである。
— 牧野信一 『鏡地獄』 青空文庫
星野|恒博士9・12(夕) 昨日亡くなつた文学博士星野恒氏は、国史の事にかけたら活字引と言はれる程、物覚えの良いので聞えた人であつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
指導教官はシェイクスピア研究の第一人者で、イギリスの大学からも文学博士の称号を贈られている。
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彼は長年の源氏物語に関する研究成果を論文にまとめ、ついに文学博士の学位を取得した。
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名刺に「文学博士」と刷られているのを見て、彼がこれまで積み重ねてきた学問への情熱を感じたよ。
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