明り先
あかりさき
名詞
標準
source of light
文例 · 用例
その途端虫の鳴く声はふつつりと絶えて、さつと射し入る電燈の明り先に、慌てふためいて跳ね躍る虫の五つ六つ。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
燥いだ舗石のうえに、下駄や靴の音が騒々しく聞えて、寒い風が陽気な店の明り先に白い砂を吹き立てていた。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
が、やがて側に萬七と清吉が居るのも忘れた樣子で、明り先に手拭を持つて行くと、打ち返し打ち返し念入りに調べるのです。
— お長屋碁會 『錢形平次捕物控』 青空文庫
引起して明り先に死體の顏を持つて行くと、日頃さゞ波のやうに寄せて居る微笑は消えて、――何と言ふ惡相でせう。
— 歎きの菩薩 『錢形平次捕物控』 青空文庫
こいつは若松屋の妾のお扇とは、血をわけた姉妹だよ」 萬七の得意さうな聲に應ずるやうに、お神樂の清吉は、お篠の丸い頤の下に手を差し込んで、その白い顏をグイと明り先に振り向けるのです。
— 小便組貞女 『錢形平次捕物控』 青空文庫
引起して明り先に死体の顔を持って行くと、日頃さざ波のように寄せている微笑は消えて、――何という悪相でしょう。
— 歎きの菩薩 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
自然保護の活動が広がっている。
環境問題への対策は急務である。
野生動物の生態系が脅かされている。
森林資源の管理が重要な課題だ。