贋首
にせくび
名詞
標準
falsified severed head
文例 · 用例
「その時は例の贋首さ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
」「そこが判らん」「判らずに――」「いいや、大作は、中々の腕だからのう、世の中には、似た者が、いくらもあるし――」 右源太は、膝を立てて「贋首だと申すのか」 と、怒鳴った。
— 直木三十五 『三人の相馬大作』 青空文庫
俺の出世を嫉んで、俺を陥れて手柄にしようなどと――仮令贋首でごまかしたって、俺は、大作を討ちに行っているぞ。
— 直木三十五 『三人の相馬大作』 青空文庫
贋首を討ってよかった。
— 直木三十五 『三人の相馬大作』 青空文庫
本物が捕えられて、俺が、これだけ手柄をした以上、贋首と判っても、心配は無い。
— 直木三十五 『三人の相馬大作』 青空文庫
これで、贋首が判ったって、天下泰平。
— 直木三十五 『三人の相馬大作』 青空文庫
贋首を使ったからである。
— 国枝史郎 『赤格子九郎右衛門の娘』 青空文庫
自分の生命を狙ったというに、贋首の計を使ってまで、何故卜翁は赤格子の娘お粂の生命を救ったのであろう?
— 国枝史郎 『赤格子九郎右衛門の娘』 青空文庫
作例 · 標準
昔の物語では、敵を欺くために贋首が使われることがあった。
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その残虐な事件の現場には、贋首が残されていた。
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彼は、敵の士気をくじくため、贋首を吊るした。
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