ウルト
ウルト
名詞
標準
ult (most powerful ability available to a character)
文例 · 用例
ウルトラ大学生諸君、こんな散歩が何で面白いだろう。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
手甲、脚絆、たすきがけで、頭に白い手ぬぐいをかぶった村嬢の売り子も、このウルトラモダーンな現代女性の横行する銀座で見ると、まるで星の世界から天降った天津乙女のように美しく見られた。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
そんな言葉こそウルトラというものだ。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
これが大きな管弦楽ならばまたいっそう多数の音が重畳して来るわけであるが、連句の一句に同時に響いて来る表象情緒の重なり方の複雑さは、管弦楽などよりもいっそうウルトラの複雑さで到底数字や記号で表わさるべき程度のものではないのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
ウルトラヴィオレットの電光飾はほとんど町を硝子細工のようにした。
— 岡本かの子 『オペラの辻』 青空文庫
しかも、事ある毎にオヤジから「虎」(ウルトラという意味)だとか、「国賊」だとか云われていた恐ろしい「共産党」が太田であり、それは又自分たちには見えない遠い処の存在だと思っていたのに、毎日一緒にパラシュートの布にアイロンをかけて働いていた太田であることが分ると、皆はその意外さに吃驚した。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
ヘイグ――モウリツホイス美術館のレムブラント筆|解剖の図、イエファンエンプウルトの牢獄、これはいま博物館になって、昔からの拷問刑罰の器具を細大洩れなく蒐めてある。
— 虹を渡る日 『踊る地平線』 青空文庫
書きくたびれるとスリッパのまま、廻転椅子の上に座り込んで、膝を抱えながらプカリプカリと、ウルトラマリンや、ガムボージ色の煙を吐き出す。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
作例 · 標準
例句