畳まる
たたまる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to be folded (up)
文例 · 用例
」 ああ、幽に見ゆる観世音の額の金色と、中を劃って、霞の畳まる、横広い一面の額の隙間から、一条たらりと下っていた。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
母衣がはらりとうしろへ畳まる。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
重り畳まる山嶽と遥か彼方に展開する国土と清く澄んでいる空気と、そういう空間的関係が如是の感情を起させる、その一種のあやしさこそ東洋山水画の動因ともなっているのであろうか。
— 斎藤茂吉 『リギ山上の一夜』 青空文庫
「八岑越え鹿待つ君が」(巻七・一二六二)、「八峰には霞たなびき、谿べには椿花さき」(巻十九・四一七七)等の如く、畳まる山のことである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
芝生の上にふにゃふにゃと畳まると、最後の息をひくように端のほうがシャイトネック型にピラピラ動く。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
清逸は手のあたたまる間、それを熟視して、また原稿紙に向った。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
鉄砲で打たれたり、波に呑まれたり、飢えたり、病んだり、巣のあたたまるひまもない悲しさ。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
友よここに來れここには高原の植物が生育し日向に快適の思想はあたたまる。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
作例 · 標準
このシャツは素材が特殊で、洗濯してもシワにならず綺麗に畳まる。
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最新の折りたたみ自転車は、驚くほどコンパクトに畳まるように設計されている。
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使わない時は平らに畳まるので、この椅子は収納場所を選ばない。
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