作譜
さくふ
名詞
標準
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文例 · 用例
姫と作譜者と對して歌ふとき相代りて姫男の聲になり、男姫の聲になる條あり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
曲中には間何の縁故もなき曲より取りたる、可笑しき節々を高く、作譜者と姫とは之に連れて歌ひたるが、忽ち旨し/\、場びらきの樂は畢りぬ、いざ幕を開けよといふとき幕閉づ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
招牌を仰げば、「ドンナ、カリテア、レジナ、ヂ、スパニア」(西班牙女王カリテア夫人)と大書し、作譜者の名をばメルカダンテと注せり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
トムさんは余りの物凄さに部屋の炉ばたの焚き火によつて小さくふるへて居りました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
トムさんはあまりの物凄さに、炉の焚火によつて、小さくふるへて居りました、するとこの激しい暴風雨の中にトントンと表戸を叩くものがありました、トムさんは不審に思ひながら、そつと戸を開きますと、雨風といつしよに一人の若い女が室の中に転げこみました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
・わらやしづくする朝の虫のなく・しんかんとして熟柿はおちる・つく/\ぼうしもをはりの声の雨となり・夜のふかくこほろぎがたたみのうへに・灯火一つ虫がとんできては死ぬる・彼岸花さくふるさとは墓のあるばかり 九月十八日晴、まつたく秋だ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
わたしたちふたりは朱と金との揺椅子のうへに身をのせて、このベエルのやうな氛気とともに、かろくかろくゆれてみよう、あの温室にさくふうりん草のくびのやうに。
— 大手拓次 『藍色の蟇』 青空文庫
清君も※代さんも、最後の声は、胸がつまって、小さくふるえてしまった。
— 平田晋策 『昭和遊撃隊』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい朔風が吹き荒れ、山々は凍えそうだった。
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帆船は、力強い朔風を受けて、大海原を突き進んでいった。
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寒々とした朔風が、荒野に虚しく響き渡っていた。
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